ボランティア

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「被災」と「罹災」とを、市役所は別に捉えているのが、今回の災害経験者として知ることができました。証明書の発行のために、それぞれ違った定義をしているのです。「被災証明書」は、「地震、火災、風水害などで被害を受けた家財、自動車など動産の被害を証明するもの」なのです。一方、「罹災証明書」は、「被害を受けた家屋・事業所など建物の被害状況を証明するもの」なのだそうです。

10月の台風19号の水害を被った私たちは、みなさんの勧めで、市役所に出かけ当該担当課で、被害状況を撮ったiPadの映像を見せながら、窓口の若い事務方の女性から、「罹災者」の認定を受け、被害程度が、「半壊」との証明書を受けました。

被災者の医療費の免除と言うことで、来年の1月いっぱい、家内の継続治療費や眼科治療費、そして私の内科診察の地浪費も、市が負担してくださっています。やはり大きな助けを受けることができて、ありがたいことだと感謝しているのです。

私たちが住んでいた家の県道に面した家具店の休館が、同じ様に床上浸水をしていて、展示家具が汚水を被ってしまいました。東日本大震災でボランティア奉仕をされた方が、“ SNS ” でボランティア募集をして応答してくださった多くのみなさんの奉仕で、店と私たちの住んでいた家の汚泥を取り除いたり、床材を剥がしたり、廃材を置き場に運んだりしてくださって、綺麗になったのです。

店の再建に取り掛かる前、この年末に、災害復興コンサートが、12月14日に、旧店舗のコンクリートの三和土(たたき)を会場に行われました。お二人の女性歌手、音楽奉仕をされて来た夫妻、マレーシアから来られてボラティアをしてくださったみなさん、参加者全員で歌ったりの演奏や奏楽や歌、社長さんの友人のお話など、とても素敵な手作りコンサートが行われたのです。

永野川の氾濫で被災された薗部町の方たちが〈豚汁〉、ボランティアを指導してくださった方の奥様たちが握った〈おにぎり〉、みかんやなどで昼食をとって、午後の部もありました。大分の尾畠さんは有名ですが、年の瀬も迫った今日も、無名のボランティアのみなさんがお出でになって、被災地の復旧に取り掛かろうとされておいです。

(洪水以前の巴波川です)
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